熱海ブルーノ・タウト連盟
入会のご案内

ドイツの建築家ブルーノ・タウト(18801938)は、昭和85月から昭和1110月まで35か月を日本に滞在し、桂離宮や日本文化を広く世界に紹介したことで良く知られています。タウトは、高崎・仙台で工芸品のデザイン・製作を指導し、昭和11年には熱海市東山(春日町)に旧日向家熱海別邸の地下部分を設計しました。また、国内に多くの工芸品や絵画、文献等を残し、その幅広い活動と業績は、世界的にも高く評価されてきました。熱海市では平成1611月、東京在住の篤志家からの資金提供(補修費用含む)により、旧日向家熱海別邸を取得し、その後約3億円を投じ改修工事が行われ令和44月再公開(予定)されます。

「熱海ブルーノ・タウト連盟」では、数奇な経過をたどり現存する摩訶不思議な重要文化財建築と多くの工芸品を、「熱海市と熱海市民の皆さんが中心となり保存し、ふさわしい方法で活用して欲しい」と念願しています。この思いから、昭和初期の時代につくられた隣接の「東山荘」及びブルーノ・タウトを敬愛する建築家である隈研吾氏設計による

「ATAMI海峯楼」と協働(連盟)します。過去と現代を結び、東山(春日町)の歴史的価値・魅力を明確